WordPress(ワードプレス:WP)のテンプレートを見るとヘッダーテンプレート、フッターテンプレート、サイドバーテンプレートを「php get_header();」や「php get_footer();」や「php get_sidebar();」などで読み込んでいますよね。
CMSとしてWordPressを利用する場合、ページによってサイドバーテンプレートを使い分けたい場合など多いかと思います。先に「php get_sidebar();」を少し補足しておくと、このタグを記述すると現在のテーマディレクトリから sidebar.php ファイルを読み込みます。
「php get_sidebar();」ですが、パラメータとしてサイドバーテンプレートのファイル名(sidebar-この部分.php)を指定することが出来ます。例えばsidebar-blog.phpという別のサイドバーテンプレートを読み込ませる場合は「php get_sidebar(‘blog’);」と記述します。この辺は重宝する機能かと思います。
CMSとして使う場合、任意のファイルを読み込ませたいケースもありますよね。
下記のタグを使えばヘッダー、サイドバー、フッター以外のテンプレートパーツをテンプレートに読み込ませることも可能です。
「php get_template_part( $slug, $name );」
以下、覚え書きです。
■loop.phpを読み込む場合
<?php get_template_part( 'loop' ); ?>
■loop-search.phpを読み込む場合
<?php get_template_part( 'loop', 'search' ); ?>
WordPress3.0以前を使っている場合は下記の記述でも任意のテンプレートファイルを読み込むことができます。
<?php include( TEMPLATEPATH . '/sample.php' ); ?>